4月 04 2019

2018年の夏に主人と息子、3人で沖縄へ旅行しました。特に目的は無かったのですが、息子の学校が決まり、入学式も終わって落ち着いたので、気分転換に沖縄へ行くことにしました。受験勉強期間は毎日緊張の連続で、なんとなく家の中が暗かったですし。沖縄には何度か行ったことがあったので、何をするとかどこに行くとかも決めずに飛行機とホテルの予約だけして行きました。1日目は、中部の北谷町にあるベッセルホテルカンパーナ沖縄、2日目は那覇市内にあるハイアットリージェンシー那覇沖縄ホテルにしました。

 

那覇にある、やちむんで記念にシーサーを作ろうということでトライしました。こちらの工房は、自分でシーサーを好きなように作って、それを焼いて後日送ってくれるというのものでした。簡単そうに見えるのですが、なかなか思うようにできません。見本を見ながら何とかそれらしい形に、先生に手伝ってもらいながら作業しました。後日送られてきたシーサーは、まあ何とも言えず手作り感満載でした。シーサーは沖縄では家の守り神と言われていますから、息子が作ったのと自分が作ったのとで玄関に飾っています。

その後、那覇にある「うかじそば」で沖縄そばを食べました。ここの沖縄そばは、かつおだしが効いていてとっても美味しいです。汁まで全部いただきました。子供も食べられるかと心配でしたが、めずらしいのもあって「おいしい!」と言って完食していました。

沖縄に来たのだから、沖縄料理が食べたいということで、北谷町にある沖縄料理のお店に入りました。島らっきょうやゴーヤチャンプルー、ゆし豆腐といった沖縄ならではの料理を食べて、泡盛も少々いただきました。少しすると三線を弾いて島唄をうたってくれるショーが始まりました。お酒も入っていたのでとても、良い気分で三線の音に聞き入っていました。周りのお客さんも増えてきて、最後はみんなでカチャーシー(沖縄民謡に合わせて手首を回しながら踊るおどり)を踊って大盛り上がりでした。なかなか日常ではこんな風に、知らない方と一緒に踊ったりしませんが、旅ならではだなと楽しく思いました。

朝早く起きて人があまりいない海辺を散歩していると、海の透明度が良くて、肉眼で熱帯魚を見ることができました。黄色やブルーのきれいな魚がたくさんいて、手ですくえそうな程近くに見えました。潮が引いていたので、思わず靴を脱いで、磯遊びをしてしまいました。いつもならゆっくり寝ている主人も息子もホテルから見えた海の美しさに惹かれて、ちゃんと朝も早くから起きていました。散歩した後の朝食がまたとても美味しかったです。

沖縄は車社会ですし何度も行っているので、ある程度は運転のマナーなどについても理解しているつもりでしたが、駐車場に停めようとしたときに、減速せずに凄いスピードで入ってきた車にぶつかりそうになって、冷や汗が出ました。事故でも起こしたら楽しいはずの旅行が台無しになってしまうので、より一層注意をしながら運転するようにしました。沖縄の方は、歩いて行けるところでも、自転車を乗る感覚で車に乗っていると聞きましたので、こちらが気をつけるしかありません。

また、屋久島という神様のいる島に行ったとき、帰りに船のエンジンが止まってしまったことがとても怖かったです。その島は、石ころひとつでも持って帰ってはいけないとされている信心深い島なので、神様を怒らせてしまったのかなと冗談まじりに話していました。幸い予備のエンジンで無事帰ることができました。毎回来るたびに沖縄の素晴らしい海と夕陽と人懐っこい笑顔に癒されています。息子にとっても良い気分転換になったようなので、新学期からの勉強をがんばってほしいと思います。